平成13年度に安下庄、日良居、東和の3中学校と安下庄高校との間で ”豊かな自然環境の中で、一人ひとりの夢を実現する学校づくりを基本コンセプトに掲げて「橘・東和地区地域連携型中高一貫教育」が始まりました。
平成19年度の山口県立周防大島高等学校の開校に合わせて、周防大島町立久賀中学校、大島中学校、東和中学校、安下庄中学校の5校による「周防大島地域連携型中高一貫教育」として様々な取組を進めています。
平成30年度で11年目、通算17年目となる取組です。
周防大島町は、少子高齢化、人口流出などの課題に直面しています。そのため、人口定住や地域の活性化に向けた様々な取組を推進しています。
こうした中、子どもたち一人ひとりの成長はもとより、ふるさとの次代を担う人材の育成や地域の活性化に向けて、中学校と高等学校が一体となって、地域の子どもたちを地域で育て、ふるさとに愛着をもつ子どもを育成していく、連携型中高一貫教育は、極めて重要な役割を果たすものであり、今後、学校教育の果たす役割や責任を自覚し、共有しながら、取組を推進していく必要があると考えます。
推進目標
「地域の生徒を地域で育てる教育の実践」
推進目標を実現するための4つの柱となる教育活動
〇 周防大島町内中学生の学力向上
・中学校3年生対象の合同学習会 ・交流授業の取組み など
〇 地域の特性を生かした教育の推進
・「郷土おおしま」発表大会(「総合的な学習の時間」の成果発表の場) ・イングリッシュキャンプ など
〇 中学校と高等学校の滑らかな接続
・高校生対象の中学校教員によるカウンセリング ・中学生対象の高校教員による進路相談 など
〇 協働による中高教員の資質向上
・各教科部会の開催 ・交流授業の取組(効果的なTT指導の研修) など
学校教育課 TEL 0820-78-2204