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久賀の石風呂
1180年平重衡によって東大寺が焼失。後白河法皇の領土であった周防国から木材を調達するため、1186年俊乗房重源上人が任命され下った。用材は山口県徳地より切りだされた。その間、この地に巡錫の折、石風呂を造った。以来、病の治療によいと評判になり、昭和20年以降まで使用されていた。
この石風呂は西日本最大最古のもので、昭和33年文部省の文化財重要民俗資料に指定されました。
[国指定重要有形民俗文化財]
所在地:周防大島町久賀
(大畠駅からバス23分 周防八幡下車 徒歩5分 普通車・バス可)