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岩国基地における機種更新等について
米海兵隊岩国飛行場(岩国基地)所属の常駐部隊戦闘機とローテンション部隊戦闘機の機種更新並びに第5空母航空団の部隊更新に係る戦闘機と輸送機の更新に関して、7月15日に国から説明を受け、8月20日に文書照会の回答を受領し、8月26日に町議会全員協議会において中国四国防衛局から説明を受け、議員各位より様々なご意見をいただきました。これらを受けて、本町としての対応につきまして、以下のとおり公表いたします。
1.これまでの経緯
令和6年7月15日(月曜日) | 岩国市役所及び山口県庁において、防衛省及び外務省から説明を受ける。(和木町と周防大島町は県庁での説明に同席) |
令和6年7月22日(月曜日) |
山口県・岩国市・和木町・周防大島町の連名で中国四国防衛局長あてに文書照会を実施 |
令和6年8月20日(火曜日) | 中国四国防衛局長より文書照会に対する回答を受領 |
令和6年8月23日(金曜日) | 岩国市議会全員協議会において、中国四国防衛局による説明 |
令和6年8月26日(月曜日) | 和木町議会全員協議会及び周防大島町議会全員協議会において、中国四国防衛局よる説明 |
2.本町としての対応
今般の機種更新等に関し、総論としましては次の点から容認することについてやむを得ないと判断いたしました。
- 米海兵隊岩国飛行場(岩国基地)における常駐部隊戦闘機とローテンション部隊戦闘機の機種更新については、最終的には機体数が現在よりも若干(10機程度)減少する見込みであり、航空部隊の任務や平素の活動に変更はないとのことであり、騒音等が現行と同程度若しくは若干減少の見込みであること。
- 空母ジョージワシントンの第5空母航空団の部隊更新に係る戦闘機がF/A-18からF-35Cに、輸送機がC-2からCMV-22に更新されることについても、岩国基地所属人数の大きな変更や施設の新規建設の予定もなく、基地に所在する航空部隊の任務や平素の活動に変更はないとのこと。
しかしながら、CMV-22オスプレイに関しましては、MV-22やCV-22と機体構造や基本性能が同一とのことであり、これまでの重大な事故により、不安を抱かれる住民も少なくないことから、事故原因究明や安全対策に関する情報公開を継続して求めてまいります。
また、これまでも基地周辺自治体に対する安全対策や地域振興策について要望をしておりますが、要望の実現に向け、引き続き国に対し最大限の配慮を求めてまいります。