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民泊体験(農山漁村生活体験ホームステイ)
1.受入人数
民泊家庭1軒あたり3~5人を受け入れます。
2.民泊の目的
(1)人と人とのふれあいを大切にします。
高齢者を中心とした地元住民との交流を通じて、お互いに思いやる心、信じあう心を伝えます。
(2)農漁村の暮らしそのものを知っていただきます。
農漁業のやりがい・楽しさだけではなく、大変さや「新鮮で安全な農作物・水産物の美味しさ、食の大切さ」も伝えます。
3.民泊の流れ
入村式
入村式で「はじめまして」
まずはごあいさつ。これから待っている体験に、どの子ども達も期待と不安がいりまじり、とても緊張しています。『よう来たね』『今日からうちの子じゃけえね』の温かい声かけで子どもの表情が変わります。
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家業体験
風呂焚きも家業体験です
釣りやみかんもぎだけでなく、布団敷き、薪割り、磯歩きも大切な「体験」です。
やり方を教えながら、色々な話をします。体験は交流のきっかけづくり。出来ることを楽しくやります。
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共同調理
みんなで魚さばき
家族でご飯を一緒に食べない子どもも多いと言われています。でも今日は準備からみんな一緒。
メニューは周防大島ならではの家庭料理です。子どもたちは調理を通してお母さんの大変さ、食べ物の大切さを実感します。
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離村式
お別れの一場面
来る前は不安だったけど、周防大島に来て本当に良かった」「まだ帰りたくない」周防大島を出発するころには、子どもたちはすっかり家族の一員。離れがたくて涙を流す子もいます。
かけがえのない思い出をお土産に、子どもたちは帰路につきます。
4.体験内容
体験の特色
高齢化率が50%を超えるお年寄りの多い島で、農業と漁業を営んでいる「半農半漁」の家庭が多くあります。それぞれの家庭には農漁村らしい暮らしがありますので、島ならではの体験ができます。
農業は主にみかんの栽培で、山口県内のみかん生産量の約8割以上を占めています。漁業は一本釣り・建て網漁・たこつぼ漁などの沿岸漁業が盛んです。
それぞれの家庭のありのままの生活を体験しますので、家庭によって、また季節や天候によって内容が変わります。農業体験・漁業体験のほか、郷土料理づくり、お菓子作り、磯歩き、方言講座などがあります。
共同調理
民泊先では、食事の手伝いの中で、釣れた魚を使い、魚を3枚におろして、刺身づくり・焼き魚づくり・汁づくりなどをしていただきます。 野菜は、各家庭で栽培している畑から調達します。
家業体験
農業
- みかん園の作業(除草・施肥・摘果・袋かけ・収穫)
- その他農作業(野菜収穫・種まき・水まき・耕運・マルチかけ・豆むき)
- 【雨天時】農具の手入れや納屋・倉庫の片付け
漁業
- 【通年】波止釣り
- 【4~12月】一本釣り・建て網漁・かご網漁・地引網漁など
- 【雨天時】釣り道具づくりや網の手入れ